「自分は選ばれた存在である。」
私たちは、ほんの僅かであってもそう感じることが重要です。自分の命が今ここにあるのは唯一無二の存在として選ばれたからであり、他の誰とも違うものをこの世に生み出すことができる特別な存在であるからだと感じることが大切なのです。
自分自身が選ばれた存在であると感じるためには、まずあなたの存在を無条件に受け入れてくれる存在が必要です。あなたがどこにいても、どのような存在であろうとも、あなたには生きる権利、価値があるということを見せてくれる存在。それは、例えば“神のご加護”や“聖なる存在”など、どう呼んでも構いません。この世界で生を受けているということに対するスピリチュアルな思いを感じさせてくれるものを、あなた自身の内側に持つことが必要なのです。
そうすることによって自分を大切にする気持ち、自尊心が生まれ、自己の尊厳を高めることができるのです。
今多くの人々は、自尊心を持たずに生きることを受け入れてしまっています。みんな確かにここに存在しているけれど、何故自分が生きているのかという疑問を抱きながら歩いている。自身の存在意義を見出せず、人生の中でできる最善のこともできずにいるのです。
それゆえ現代は惨さに満ちています。惨めさとは決して金銭的なものだけによって生まれてくるものではありません。例え貧しくとも自己の尊厳を持ち豊かに生きている人もいますし、逆にお金を持っていても惨めさを抱えて生きている人もいるでしょう。つまり、自尊心の欠落が「自分なんて…」「自分がいなくても…」「何故自分が…」といった生きることへの惨めさを生むのです。
自尊心を持ち自己の尊厳を高めるために、まずは自分を好きになって自分自身を受け入れてみることが大切です。自分自身の存在を高く評価し自尊心を持つことができれば、その人の人生は喜び(快楽)に満ちたものになるでしょう。
自分の価値を認められず自分を尊べない人が、他の人を尊び大切にできるはずがありません。あなたが喜びに満ちた人生を歩むために、あなたの心の中で感じてみましょう。
「あなたは本当に特別で、選ばれた存在である。」と。
最後に…、このインタビューに私を選んでくださってありがとうございます。私はこのインタビューに選ばれ、私はこうしてインタビューを受けることを選んだ。まさに聖なる選択でした。(微笑み)
ルーベンス・キグネルさんプロフィール
1950年ブラジルサンパウロ生まれ。FACULDADES大学社会学部卒業。
ロンドン・ゲルタ・ボイスン・センターでバイオダイナミックス・トレーニング修了。ロンドン・バイオエナジェティックス分析研究所(アレクサンダー・ローエン主宰)でジョン・ピラスコよりトレーニング修了。チューリッヒ・バイオシンセシス国際センターでデイビッド・ボアデラに師事。アメリカ・エサレン研究所でポール・ピエラスコよりゲシュタルトセラピー修了。ニューヨークにてアレクサンダー・ローエンより、バイオエナジェティックス特別上級者トレーニング修了。アルゼンチンにてサイコドラマのトレーニング修了。ブラジル精神分析協会にて精神分析のトレーニング修了。
これまで、デイビッド・ボアデラ、ゲルタ・ボイスン、アレクサンダー・ローエンの出版物の翻訳、監修に携わり、ブラジルにバイオエネルギー法を紹介。バイオシンセシス、バイオダイナミックスの国際トレーナーとして日本を始め、世界7カ国でセラピスト養成コースを指導している。















