晴々とした秋の日、今や若者の町となった原宿駅に降り立った。
駅の東側は若者の賑やかなお店が立ち並び、一方駅の西側といえばうっそうと生い茂った森が私たちを出迎えるという対照的な風景が印象的だ。
今回はみなさんもご存知の通り、原宿駅から徒歩一分のところにある明治神宮を訪れた。
明治神宮は明治天皇と昭憲皇太后がお亡くなりになられた後、お二人の御神霊をおまつりしたいとの国民の熱誠により大正9年11月1日に創建された。
創建される以前、この辺り一帯は現在の御苑一帯を除いては畑や荒れ地のような景観が続いていたという。現在のうっそうと生い茂った樹木は全国から木を奉納したいという人々からの献木が集まり、植林によって出来上がったものである。すくすくと成長した樹木は今や大きな森となってその姿を人々に魅せ続けている。
また、明治神宮が創建されてから約50年を機に境内の樹木の調査を行ったところ、わずか半世紀で植林した樹木たちは自然の状態になっていることが判明し、その異例の早さに世界的に注目を浴びたこともあった。やはり、全国の人々からの献木、建物の創設に関わった多くの人々の献身的かつ莫大なエネルギーが集まったからに違いないだろう。
本殿までに通る道を囲む樹木たちは高く、太く私たちを迎え、それらの樹木の間からこぼれる光がなんともいえないほど美しく、まさに都会のオアシスという言葉がふさわしい場所だ。
本殿に到着すると、そこは美しい日本の神社建築の建物に歴史の力を感じた。
また、本殿の敷地内は日本のパワースポット、ヒーリングスポットで最も有名かつエネルギーに満ちた場所だといわれていたりもする。
これからの時季、紅葉も見ごろを迎え、多くの参拝者や観光客で賑わう明治神宮に参拝がてら寄ってみてはどうだろう。
多くの樹木たちがあなたを癒し、明日からの活力を養えることだろう。
(取材・文:上杉勢太)














